にかどくログ

読書をこよなく愛する平凡なサラリーマン。

転職先が決まっていない場合にしなければならないこと

みなさん、こんにちは。

転職活動中のにかどくです。

 

今回は、

国民健康保険国民年金への加入手続き

について、書いていこうと思います。

 

転職先が未定のまま退職をすると、

国民健康保険の加入手続きだったりとか、

国民年金の加入手続きだとか、

自分で行わなければならない手続きがあります。

今回はそれらを中心に記事を書いていきます。

(失業保険については触れません。)

 

手続きに不安を持っている方が少なからず

いるかもしれませんので、

この記事が参考になれば幸いです。

 

 

国民健康保険とは

まずは、国民健康保険が何なのかを知っておく必要があると思います。

国民健康保険とは、

病気やケガをした際に医療を受診できるよう、

加入者が普段から保険料(または保険税)を納め、

医療費の負担を支え合う制度のことを言います。

 

日本では、原則として

全ての国民がいずれかの公的医療保険に加入することになっており、

これを国民皆保険制度と言います。

 

国民健康保険中央会という公益社団法人が、

HPにて国民健康保険制度について解説しているので、

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

国民健康保険制度|国民健康保険中央会

 

健康保険を選択する

会社員の方は会社の健康保険に加入していると思いますが、

会社を退職した場合は、健康保険の対応は以下の3つに

分かれると思います。

 

①退職した会社の健康保険を任意継続する

②家族が加入する健康保険に加入する

国民健康保険に加入する

 

僕は、③のパターンを選んだので、

今回の記事では

国民健康保険に加入する」方法

について書いていきます。

 

国民健康保険への加入手続き

国民健康保険への加入手続きを行う際は、

以下を準備して、役所に行ってください。

届け出の書き方については、職員の方が教えてくれます。

 

・印鑑

・健康保険資格喪失証明書

・退職証明書(健康保険資格喪失証明書が手元にない場合)

・官公庁が発行した写真付き証明証(運転免許証など)

 

健康保険資格喪失証明書は、

退職した会社の健康保険の資格が喪失されているかを

役所の職員が確認するため必要になります。

もし、健康保険資格喪失証明書が手元に

届いていなければ、

一度役所に相談してみてください。

 

ちなみに僕も役所に相談してみましたが、

健康保険資格喪失証明書がない場合は、

退職証明書でも手続きができるそうです。

ただし、

退職証明書だと

健康保険資格喪失が行われているか

確認できないので、

退職前の会社に役所の職員が電話をして確認するそうです。

 

なお、国民健康保険への加入手続きは、

退職日の翌日から14日以内に行ってください。

この期間に手続きが終わると、

退職前の会社の健康保険資格喪失日に

国民健康保険の適用が開始されます。

 

では、健康保険資格喪失証明書や

退職証明書がなかなか送られてこない間に、

手続き期限を超過してしまったらどうなるか。

 

この場合でも、加入手続きを行うことができるので、

必要な書類が揃ったら速やかに手続きを行いましょう。

不安であれば、事前に役所に確認を取るのがベストです。

 

国民健康保険加入手続きが終わると、

保険者証(被保険者証)が郵送されます。

しかし、すぐに病院に行って診察を受けたい場合は、

運転免許証など官公庁が発行した写真付き証明証

呈示することで、

手続き当日に保険者証(被保険者証)

発行してもらえる可能性があります。

 

僕は運転免許証を呈示したので、

その場で保険証(被保険者証)を

発行してもらえました。

 

国民年金への加入手続き

国民年金への加入手続きを行う際は、

以下を準備して、役所に行ってください。

届け出の書き方については、職員が教えてくれます。

 

・印鑑

健康保険資格喪失証明書

退職証明書

・年金手帳

 

会社を退職したことが分かれば良いので、

健康保険資格喪失証明書か、

退職証明書のどちらかがあれば問題ありません。

 

また、国民年金に関しては、

申請を行うことで国民年金保険料の免除

納付猶予などを行うことができます。

経済的に困難で国民年金保険料の支払いが厳しい場合、

その場で申請手続きを行いましょう。

ただし、免除や猶予されるための条件があるようなので、

事前に確認しておくと良いです。

 

日本年金機構のHPに

免除・猶予制度について詳細が記載されています。

制度について詳しく知りたいという方は、

こちらをご覧ください。

国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構

 

なお、国民年金への加入手続きは、

退職日の翌日から14日以内に行ってください。

14日を過ぎた場合でも手続きは可能なので、

退職した会社から書類が届いたら、

速やかに役所に行って手続きを行ってください。

 

最後に

今回は国民健康保険国民年金への加入手続きを

紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?

 

自治体によっては必要な書類が

今回の記事で挙げた書類とは

異なる場合があります。

各手続きを行う際に必要なものが何であるのかを

事前に役所に確認してください。

 

手続きは10分~15分ぐらいで終わるので、

退職した会社から書類が届いたら、

速やかに手続きを行いましょう。

 

僕は何とか14日以内に手続きを取ることができましたが、

新型コロナウイルスが猛威を奮っているこのご時世で、

保険証(被保険者証)が無いというのは、

とても心細いです。

 

病気にかかり、

保険証(被保険者証)がないまま病院を受診したら、

医療費を10割自己負担しなければならないからです。

医療費なんて相場が分からないから、

下手したら3万円を一度の受診で

請求されるのではないかとビクビクしていました。

(そんなことがあるのかわからないが……。) 

 

こんな不安を持たないためにも、

退職した会社から書類が届いたら、

速やかに手続きを行いましょう。

もちろんベストなのは、

転職先を見つけてから退職することです。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。