にかどくログ

読書をこよなく愛する平凡なサラリーマン。

良い最終回だった!

にかどくです。

今日も一昨日に引き続き雑記をしています。
一昨日の雑記をご覧いただいた方は、僕がこれから書こうとしていることが何なのかわかっているかもしれません。

そう、昨日は『ウルトラマンZ』の最終回でした。
僕は仕事だったのですが、我慢できず勤務時間が始まる前に『ウルトラマンZ』をYouTube円谷プロダクション公式チャンネルで観ました。

基地を奪還するために動いたストレイジを待ち受けていたのはD4レイを搭載した超兵器ウルトロイドゼロを開発した作戦部長のユウキ・マイと警備隊でした。
無抵抗であることを示すストレイジに対して、ユウキ・マイはヘビクラ隊長に向けて銃を発砲しますが、ヘビクラ隊長はジャグラス・ジャグラーに変身し、攻撃を刀で避けます。
発砲を躊躇っていた警備隊たちもジャグラス・ジャグラーに向かって発砲しますが、全て刀で避けられ遂には峰打ちされます。
もちろんユウキ・マイもです。

ヘビクラ隊長がジャグラス・ジャグラーだということをストレイジのメンバーは驚き、恐怖するのかなと思いきや、まさかの「隊長!」と言いながら駆け寄ってきてました。
悪役なのに、こんだけ人望があるなんて格好良いなと思いました。

そして作戦を結構する前のミーティングでも、ヘビクラ隊長の格好良さは光ってました。

「危険を感じたら逃げても良い」

この言葉はとても深いものだと思いました。
何かに挑むとき、人々はそれを乗り越えようと全力で頑張ります。
でもどうやったって乗り越えられないときもあります。
そんなとき、人は自分の身体を壊してでも乗り越えようと無茶をしてしまいます。
それが美徳だとされているからです。
でもその美徳によって命を落としてしまう人だっています。
それは非常に悲しいことです。
だからこそ、ヘビクラ隊長の言葉は美徳を真っ向から否定して人の命を守るような言葉に感じました。
とてもメッセージ性のある言葉を残してくれて、ありがとうございました。


ウルトラマンZもちゃんと復活して、今まで以上に強さを感じました。
仲間の地球を守りたいという熱い思いがウルトラマンZに力を与え、最強の怪獣を倒せたんだろうなと思います。
最後の最後は他のウルトラマンのメダルを使うことなく、オリジナルの姿で怪獣を倒したのでそこが激熱でした。

さて本作の黒幕である寄生生物であるセレブロはというと、ストレイジを辞めたヘビクラによって止めを刺されそうになります。
しかしオオタ・ユカと以前寄生されてしまったカブラギによって捕獲され、解剖される運命となりました。
(解剖する寸前に寄生されてしまったら危なくないか、と思いました。)
ヘビクラはというと、ユカの「また会えますよね?」という問いに「じゃあな」と言ってその場を去ります。
多くを語らないこの答えがとても格好良かったです。
またどこかの作品でジャグラーが出てきてくれると嬉しいなと思います。

そしてハルキは宇宙で困っている人を助けるために、ウルトラマンZと共に地球を去ります。
もし劇場版があるのだとしたら、またハルキが地球に戻って戦うというストーリーになるのでしょうか。

最初から最後までこの作品を観て良かったと心底思いました。

やっぱりウルトラマンは良い作品です。