にかどくログ

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【マーティ・O・レイニー/内向型を強みにする おとなしいひとが活躍するためのガイド】読了!

みなさん、こんにちは!

にかどくです。

 

『内向型を強みにする おとなしいひとが活躍するためのガイド』

という本を読了したので、

今回はこちらの本の感想を書いていきたいと思います。

 

内向型を強みにする

 

今回はこの構成で展開していきます。

 

著者紹介

著者はマーティ・O・レイニーという心理療法士の方です。

心理療法士。内向型人間に関する研究における第一人者。

執筆の傍らアメリカ合衆国とカナダでワークショップや講演を

行っている。

外向型の夫と2人の娘、4人の孫とともにオレゴン州ポートランド在住。

 

『内向型を強みにする おとなしいひとが活躍するためのガイド』

(マーティ・O・レイニー)(2013年・パンローリング株式会社・著者紹介より)

ちなみにこの著者は

内向型人間でありながらも元々は児童図書館の司書だったそうです。

 

本書の概要

本書では内向型人間とは何なのかを定義したのちに、

内向型人間の脳と外向型人間の脳の違いを紹介しています。

そして内向型人間が息苦しさを感じることなく生活していくための

ヒントも紹介されています。

感想

本書の最初の方では自身が内向型人間かどうか

診断できる質問があります。

僕の結果は完全な内向型でした。

 

それを踏まえて本書を読み進めていきましたが、

内向型と外向型では大きく3つの違いがあるそうです。

 

まずはエネルギーの充電方法

外向型は、

人と話したり、活動に参加したりすることで

エネルギーを充電するそうです。

しかし内向型は、

イデアや感情やイメージから

エネルギーを得るそうです。

 

 

2つ目の違いは、外部の刺激に対する感じ方

外向型は、

何かが起こっている活気ある環境が好きらしいです。

だから、外部からの刺激が不足していると、

エネルギーの充電ができなくなってしまいます。

それに対して、

内向型は過剰な刺激を受けると

感受性のメーターが一気に上がってしまい、

エネルギーが放出されてしまうらしいです。

だから、やることが多くなってしまうと

圧迫感を覚えてしまうそうです。

 

最後の違いは深いか、浅いか

外向型は、

様々な経験を収集する傾向があるらしいです。

だから、

外向型には友達が多かったり、

たくさん経験を積んでいたりします。

それに対して内向型は、

自らの経験を制限するものの、

物事を深く考える傾向があるそうです。

だから、内向型には友達が少ないものの、

親密な付き合いをするそうです。 

 

ちなみに内向型の僕は、

休みの日には家の中で映画を観たり、

本を読んだり、音楽を聴いたりすることで

エネルギーを得ています。

仕事では、タスクが多いと、

フリーズしてしまいます。

交友関係を広げていくというよりも、

いまいる友達との関わりを

大事にしていく性格なので、

友達は多くないです。 

 

その他にもいろいろと

内向型の特徴が書かれていますが、

行動パターンも当てはまっていたりするので、

とても驚きました。

 

内向型人間が息苦しさを感じることなく

生活するためのヒントも書かれており、

とても参考になりました。

 

自分のペースを作り、

仕事の量を分割して、

一歩一歩着実にこなしていこうと思いました。

社会人としては当然なのかもしれませんが、

ペースの調整や

小さなことを積み上げていくという

ことがなかなかできていなかったので、

これを機に少しずつ実践していこうと思います。

あとは自分のエネルギーの限界を知り、

良い意味で開き直ってしまおうと思いました。

そして、

内向型であることに悲観しなくて

良いということもわかりました。

 

この本を読んで、

内向型がどうやって生きていけば良いかを

知ることができたので良かったです。

 

内向型の僕としては、

良い一冊に出会えました。

この先も本書を何度も読み返して、

困難を乗り越えていきたいと思います。

 

最後に

みなさん、いかがだったでしょうか。

内向型の人に焦点を当てている本ですが、

外向型の人にも読んでいただきたいと思いました。

 

内向型の人がどんなことを考えているのか。

内向型の人を相手にするとき、

どんなことに注意すれば良いのか。

 

これらを知っているだけでも、

仕事の効率が上がったりするのでは

ないかなと思います。

内向型に関して悩みがある方には

必見の本です!

 

内向型を強みにする

内向型を強みにする

  • 発売日: 2013/06/16
  • メディア: Kindle

 

最後までご覧いただき、

ありがとうございました!