にかどくです。
今回は『20代にとって大切な17のこと』を読了したので、こちらの感想を書いていきます。
著者紹介
本書の著者は本田健(ほんだ けん)さんです。
作家。神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、現在は「お金と幸せ」をテーマにした講演会やセミナーを全国で開催。
インターネットラジオ「本田健の人生相談」は4600万ダウンロードを記録。
著書は、『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)、『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)、『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)、『大好きなことをやって生きよう!』(フォレスト出版)など200冊以上、累計発行部数は800万部を突破している。
2019年6月にはアメリカの出版社Simon & Schuster社から、初の英語での書き下ろしの著作「happy money」をアメリカ・イギリス・オーストラリアで同時出版。
その他ヨーロッパ、アジア、中南米など、世界25カ国以上の国で発売されている。
引用元:本田健著『20代にとって大切な17のこと』(2021年/PHP研究所/著者プロフィール)
感想
本書には20代がこれからの時代を生きていくための知恵が詰まっています。
仕事観に対してはハッとさせられました。
人生で仕事をしている時間は大体40年間あると思います。
しかし著者の友人は定年までの期間を「懲役40年」と喩えていました。
どうしてこのような考え方が出てきてしまったのかというと単純なもので、「やりたくないこと」を仕事にしてしまったからです。
悲しいことにこう考えてしまう人の方が一般的なような気がします。
かくいう僕も、「やりたい」「好きなこと」と思える仕事に就けず最初に入社した会社を3年半ぐらいで辞めてしまいました。
そしていまの会社でも「辞めたい」としょっちゅう思っています。
人間関係は良好ですが体力勝負の面があるので、定年まで続けるのは難しいような気がしているのです。
こんなように思ってしまっている時点でいまの仕事が「やりたいこと」と言うことができないのは一目瞭然です。
結局、僕も「やりたくないこと」を仕事にしているから、定年までの期間を「懲役」と捉えているのかもしれません。
「好きなこと」とは何なのかというと、著者は「お金を払ってでもやりたいこと」と定義しています。
自分が「好きなこと」「やりたいこと」をしてお客さんからお金を貰っているので、そのお金を有り難いと思えるそうです。
対して「やりたくないこと」を仕事にしてしまっていると、お客さんがお金を払うのは当たり前だと思ってしまうため、感謝が生まれないそうです。
僕はお客さんが払うお金に対して「有り難い」と思いたいので、まずは「お金を払ってでもやりたいこと」が何なのかを考えて、それを仕事にしたいなと思いました。
人生では悩むことが何かと多いですが、答えが全く出てこないということがあると思います。
そんな時どうすれば良いのかというと、著者は「コイン・トス」で決めているそうです。
迷ったときにコイン・トスをすることで自分の本当の気持ちが浮き彫りになるそうです。
例えばカレーライスを食べるかどうかで悩んだとき、コインの表が出たら「食べる」、裏が出たら「食べない」と決めてコイン・トスをします。
仮に結果が「食べない」となっていても結果に従いたくないと思っているのならば、「カレーライスを食べる」というのが本音なのだそうです。
コイン・トスをすることで自分の気持ちを浮き彫りにできるというのは大きな発見でした。物事に迷った際にはコイン・トスをして自分の気持ちを把握しておこうと思いました。
最後に
今回は本田健さんの『20代にとって大切な17のこと』の感想を書いていきましたが、いかがだったでしょうか。
本書ではこれからの時代を生きるためのヒントが詰まっています。
感想部分で書いた仕事に対する考え方や迷った時の対処法は僕にとっては大きな発見でした。
学生のうちに本書を読んでおくと、これからの時代を生きやすくなるかもしれません。
以上、本田健さんの『20代にとって大切な17のこと』の感想でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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