にかどくの平凡生活

読書好きの平凡なサラリーマン。好きなことや気になったことを書いていこうと思います。

成功するためには行動あるのみ。 ~水野敬也著『夢をかなえるゾウ1』読了!~

にかどくです。

今回は『夢をかなえるゾウ1』を読了したので、こちらの感想を書いていきたいと思います。

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本作は2007年に発売された書籍であり、2008年には俳優の小栗旬さんや水川あさみさんが主演となって単発ドラマ、連続ドラマ化されています。

 

著者紹介

本作の著者は水野敬也さんです。

愛知県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズ、『人生はニャンとかなる!』シリーズほか、『運命の恋をかなえるスタンダール』『顔ニモマケズ』『サラリーマン大喜利』『神様に一番近い動物』『たった一通の手紙が、人生を変える』『雨の日も、晴れ男』『四つ話のクローバー』『ウケる技術』など。また鉄拳との共著『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野敬也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

 

水野敬也著『夢をかなえるゾウ1』

(2020年/文響社/著者紹介より)

水野さんの著書を読むのは今回が初めてですが、他にも様々な著書があるようです。

(『夢をかなえるゾウ』シリーズしか知りませんでした。)

個人的には”恋愛体育教師”というワードが気になりますが、ここはノータッチで次に進みます。

 

概要

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様”ガネーシャ”。

なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくんまで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。

しかも、その教えは『靴をみがく』とか『募金する』とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの⁉

 

水野敬也著『夢をかなえるゾウ1』

(2020年/文響社/裏表紙より)

 

感想

頭の中であれこれと考えているだけでは何も変わらないということを突き付けられた作品でした。

今回は、グサッと胸に刺さったことをいくつか紹介しつつ感想を書いていきます。

 

「意識が変わった」というのは思い込み

本作の主人公は「お金持ちになりたい」だとか「成功したい」と思って自己啓発本を読んでいたにも関わらず、ガネーシャに出会うまでは何も変わりませんでした。

それはなぜか。答えはとても簡単です。

意識が変わったと思い込んでいるだけで、具体的な行動をしていないからです。

世の中にどうして「成功するための方法」というような自己啓発本が世の中に溢れているのかもこの言葉で言い表すことができます。

ガネーシャは「人間は意識を変えることができない」と本作中で述べていますが、その通りだと思います。

自己啓発本を読むとついつい抱いてしまう、「今日から頑張ろう」とか「明日から変わろう」という意志。

でもこれはガネーシャから言わせれば「逃げ」だと言うのです。

こういう意志は、現時点では何もできていないけど、未来の自分はできているだろうという期待をしてしまっているのです。未来の自分に期待するのは確かに楽です。ただ頭の中で「ああなっているだろう」、「こうなっているだろう」と想像するだけで良いのですから。きっと具体的な行動に移せていない以上は、その人の意識は本当の意味で変わっていないのだろうなと思いました。

 

自分を変えるためには「具体的な行動に移す」ことが大切

自分を変えるために必要なのは、未来の自分に期待し、変わっていることを想像することではありません。

自分で決めたことを具体的な行動に移すことです。

スマホを弄らないようにしたいと思ったら、電源を切ってしまうか、バッテリーを抜いてしまうか、そもそもスマホを捨ててしまうというような行動をすれば良いのです。

もしスマホを弄りたいという思いに駆られても、スマホの電源を入れるというひと手間がかかるわけですから、それだけでもスマホを弄らなくなる可能性は少しだけ上がります。

このように何かを決めただけで行動に移せないと、自分を変えることができないというのを痛切に感じました。

 

「やりたいこと」が見つからない理由

本作では、「やりたいこと」が見つからない理由も明かされています。

それは「考える」ことをしてしまっているからだそうです。

「やりたいこと」を見つけたとしても様々な理由を考えてしまうがために、「やりたいこと」を見失ってしまうというのです。

 

「自分にできるわけがない」

「給料が良くない」

「他人に誇れるようなことじゃない」

「親が納得していない」などなど。

 

こういう理由を考えては、自分の可能性を閉ざしてしまうのです。

「やりたいこと」を見つけるために必要なのは頭で考えることではなく、体感することだそうです。

やりたいと思ったことを実際にやってみることで、生涯続けることができるくらいの好きなことなのか、それとも一番やりたくないことなのかどうかをジャッジすることができるのです。

 

そう考えてみると、入社3年以内で離職してしまう大卒新入社員が毎年3割出てしまうのも頷けるような気がします。

 

どんな仕事があるのかもわからない状態なのに、自分の「やりたいこと」を見つけるのって、不可能だと思います。

かく言う僕もまだまだ模索中です。

やりたいことが見つかっていれば問題はないと思いますが、ただ学生全員が全員やりたいことを見つけられているわけではありません。

だから、そういう学生はネームバリューがある企業や親が喜びそうな企業に就職してしまいます。

これって他人からどう思われるか、またはどう思われているかを基準に就職先を選んでしまっているので、その企業で働き続けるのは厳しいと思います。

(ただし、企業で働き続けることだけが全てではないと思います。)

そうならないためにも、学生のうちから様々な仕事を体験しておくことは必要だと思うのです。

おそらくいろんなことを仕事にしていると、他人に「長く仕事を続けることができない人」というジャッジを下されてしまうかもしれません。でも、合わないことをやり続けるのはとてもストレスがかかるし、場合によっては命を自ら落としてしまうことにもなり兼ねません。それはとても勿体ないことだと思います。

そんな結末を迎えないためにも、自分のやりたいことを他人の評価を気にせずに探してほしいと思いました。

また、仕事を何回も変えている人に対しては「根性がない人間だ」とか「うちでもすぐに辞めてしまうのではないか」というネガティブな視線を向けるのではなく、「こういう仕事を経験しているから、こういう仕事を任せられそうだ」といったようなポジティブな視線を向けられるような世の中に変われれば良いなと思いました。

そのためには、僕が何か具体的な行動を取らなければなりませんね。

 

本作では様々な課題が出されていますが、これを実行に移せる人こそが、思い描いている成功や幸せを掴むことができる人なのだと思います。

他にも突き刺さることがたくさん書かれていますが、詳しく知りたい方は是非本作を手に取ってみてください!

 

最後に

今回は水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ1』の感想記事を書いていきましたが、いかがだったでしょうか。

登場人物たちがコミカル過ぎるあまり、途中で自己啓発本ということを忘れて読んでいました。

本作で最も訴えたいことは、行動に移さない限りは夢は夢のままで終わるということだと思います。成功法則を記した自己啓発本が次から次へと売られているのは結局のところ、本を読んだことで変われると期待してしまい、行動に移さないからです。だから似通ったものが売られては買われていくのです。

もし変わりたいと思うのならば、それを頭の中で終わらせるのではなく実際に動いてみることが大切だということが良く分かりました。

でも成功することだけが人生では無いとガネーシャが言っているように、僕たちは自分が思うように自由に伸び伸びと生きて良いんです。

世界を心ゆくまで楽しむ。

これも命ある限り大切なことだと思います。

 

ガネーシャは本当に心に残る言葉を連発しているので、人によってはガネーシャの言葉が胸に突き刺さりっぱなしなんてこともあるかもしれません。

人生を変えるためにはどうすれば良いのかを具体的に知りたい方は、是非読んでみてください!

個人的には社会に本格的に出る前の学生(高校1年生~大学2年生)の方に本作をお薦めしたいです!

 

以上、水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ1』の感想記事でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

夢をかなえるゾウ1

夢をかなえるゾウ1