にかどくです。
今回は『日向坂46ストーリー』を読了したので、こちらの感想記事を書いていきます。
著者紹介
本作の著者は西中賢治さんというフリーライターの方です。
ネットでいろいろと調べたのですが、詳しいことはわかりませんでした。
(申し訳ないです。)
概要
東京ドーム公演も決定し、勢いに乗るアイドルグループ「日向坂46」。そんな彼女たちのストーリーは、たったひとりの少女から始まった―。誰も予測しえない道を歩みながら、「けやき坂46」から「日向坂46」へと名前を変え、夢を叶えた少女たちの数奇な運命を描く。エンターテインメントの世界で生きる人々の内面に迫った長篇ノンフィクション。
日向坂46ストーリー|西中 賢治|本|通販|Amazon
(最終閲覧日:2020/07/23)
日向坂46とは?
日向坂46とは秋元康さんがプロデュースした女性アイドルグループです。
ただ、このグループは初めから『日向坂46』という名前だったわけではありません。
元々は『けやき坂46』(読み方は『ひらがなけやき坂46』)というグループでした。
このけやき坂46が誕生したきっかけは2019年7月31日に欅坂46を卒業し、2020年7月7日に芸能界に復帰した長濱ねるさんの存在です。
長濱ねるさんは欅坂46の最終オーディションまで残っていました。しかし、長濱さんは最終オーディションを受けることなく、地元の長崎に帰ってしまいました。
最終オーディションを受ける気でいた長濱さんでしたが、母親の反対によって泣く泣く地元に帰ることになってしまったのでした。
しかし、長濱さんの父親が最終オーディションの辞退を運営スタッフにお願いしたところ、欅坂46のメンバーとしてではなく、その中にあるけやき坂46のメンバーとして活動させることにしたのです。
そして新メンバー募集オーディションが始まるのでした。
感想
『けやき坂46』から『日向坂46』に至るまでの道のりをメンバー一人一人を主人公として綴られています。
本作を読んで思ったのは、日向坂46のメンバーの志が高いということです。
欅坂46のアンダーグループとして活動していた当初、欅坂46のライブ後の握手会には人が来なかったと言います。そもそも欅坂46目当てで来るファンが大多数なので仕方ないと言えば仕方ないような気がします。でも、けやき坂46のメンバーたちは欅坂46のファンを笑顔にするにはどうすれば良いのかを考えて行動に移しています。
欅坂46のメンバーの列に並んでいるファンと笑顔でじゃんけんをしたりしてコミュニケーションをとる。これってすごいことだと僕は思います。
自分の実力をまざまざと見せつけられたら、普通は凹みますし腐ってしまうと思うのです。しかし、けやき坂46のメンバーは腐ることなく努力を積み重ねた結果、ファンが次第に増えただけではなく、グループが大きくなっていき『日向坂46』という欅坂46から独立したアイドルグループにまで大きくなったのだと思います。
そしてメンバー間の絆の深さも素晴らしいです。
ダンスが苦手なメンバーがいれば、ダンスが上手いメンバーと一緒に自主練習に励んだり。ケガでパフォーマンスができないメンバーがいれば、そのメンバーの分まで全力でパフォーマンスする。こういう絆ができたのも、逆境の中で生きてきたアイドルだからこそなのかもしれないと思いました。
僕は昨年から日向坂46のファンになりましたが、バックグラウンドを知ることでより彼女たちを応援したいと思いました。
いつかは握手会やライブ観戦をしてみたいです。
『日向坂46』に詳しくない方でも楽しめる本なので、これからファンになりたいという方は読んでみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は西中賢治さんの『日向坂46ストーリー』の感想を書いていきましたが、いかがだったでしょうか。
本作を読むことで日向坂46がどのような歴史を歩んできたのかがわかりますし、ファンの方はより日向坂46を応援したくなると思います。
アイドルに興味が無いという方でも、本作を読むことで日向坂46を応援したくなると思います。
とても読みやすいので、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
以上、西中賢治さんの『日向坂46ストーリー』の感想記事でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!