こんばんは。
にかどくです。
今回は「またまたあぶない刑事」の感想を書いていきます。
「あぶない刑事」シリーズの劇場版2作目です。
あらすじ
表向きは実業家、その裏で拳銃や麻薬の密売・売春などを仕切る犯罪の元締めの
周りで起こる殺人事件を追うタカとユージ。
そんな折、ある幼稚園のスクールバスが園児40人を乗せたまま
連れ去られる誘拐事件が起こる。
その周辺に出没する謎の美人ジャーナリスト…。
捜査から外され、くさるタカとユージは、ある考えにたどり着く。
そして一見関係なさそうな二つの事件は、意外にも一つにつながって…。
「またまたあぶない刑事」Blu-rayパッケージ裏面より抜粋
にかどく的見どころ
①とちる町田透
集団誘拐が発生し、犯人から現金を要求され、
町田透と少年課の鈴江(演・御木裕)は
犯人を逮捕するため現金輸送車をマークするのですが……。
まんまと現金輸送車を奪われてしまいます。
現金輸送車をマークする前は「先輩たちと違う」と言っているあたり、
フラグを立てたのでしょうね(笑)
覆面パトカー内で無様な姿で近藤課長に無線連絡しているところも、
なかなか笑えます。
②猿も木から落ちる
タカとユージは無断で現金輸送車を追跡しますが、
覆面パトカーが横転してしまいまんまと逃げられてしまいます。
横転してるのに、どこか楽しそうにしているのがタカとユージに笑えます。
覆面パトカーは自走できず、タカとユージは港署まで押して帰ることに……。
③ダンディー鷹山、セクシー大下
ダンディー鷹山とセクシー大下とそれぞれ名乗るようになったのは、
この作品からだったと思います。
これは大下勇次を演じる柴田恭兵さんのアドリブだそうです。
確かに鷹山敏樹を演じる舘ひろしさんが若干驚いているような気もします。
④買収されるタカ&ユージ
今回の敵である長峰(演・伊武雅刀) の手下の佐久間を追うタカ&ユージ。
しかし佐久間の罠により、2人は落とし穴に落ちてしまいます。
佐久間からすべての事件から手を引けと言われ、
最初こそは引かないと言っていたのですが、
1人1億やると言われた瞬間、態度が一変。
1億円やると言われた後の覆面パトカー内のシーンで2人は、
1億円手に入った後のプランを嬉しそうに考えています。
⑤神奈川県警と撃ち合うタカ&ユージ
現金を受け取りにヨットハーバーに来た2人ですが、
そこで待ち伏せしていた神奈川県警と撃ち合いをします。
あぶない刑事では何かと警察官同士で撃ち合いをすることが多いです。
普通の刑事ドラマじゃ見ない展開ですよね。
何とか現金を受け取った2人ですが、
気障なセリフと軽快なステップを港署内で披露したおかげで、
神奈川県警と撃ち合った人物が港署メンバーに知られてしまいます。
ユージがパントマイムでバリアを作っているのですが、そこがお茶目です。
⑥「女紹介する」で動く透
タカが長峰の罠にはまり、神奈川県警から追われている際に、
透に連絡し助けを求めます。
透は渋りますが、タカの「女紹介する」発言で一転。
目を輝かせながら、タカの要求に応じます。
タカとユージの「女紹介する」は全然信用できないのに、
毎回騙されてしまう透が可愛く見えます。
⑦タカ&ユージ、博美、レパード、横浜の海
提案するシーンなのですが、構図がとにかく美しい。
静かな闘志を燃やしている感じと落ち着いた横浜の海が、
マッチしていて良いなと個人的に思ったシーンです。
⑧車で逃げる佐久間を走って追うユージ
ユージが激走している姿がとにかく様になっていて格好が良いです。
ランニングフォームも美しくて、男でも見惚れてしまいます。
佐久間と銃撃戦になるのですが、一進一退の攻防を繰り広げていて、
見ごたえがあります。
⑨神奈川県警の警察官たちを足止めしようとする薫
タカとユージを逃がすために薫が足止めしようとしますが、
神奈川県警の警察官たちは相手にせず、薫を踏みつけて去って行きます。
薫の顔にはいくつもの足跡が。
⑩またまた武器調達係となった透
長峰の目的を阻止するために、
前作の映画と同様にタカとユージから武器と車を調達するよう命令される透。
またもや「女紹介する」という言葉で動こうとしますが、
一回思考を止めます。
「女紹介する、で毎回動くとでも思ってるんですか?」みたいなことを2人に言いますが、2人から「思う」と即答されてしまいます。
するとまたもやニヤニヤしながら、その命令に従ってしまうのです。
本当に良いキャラをしてます。
暴力団が経営している店(?)にタカ&ユージを連れて行き、武器の調達を行います。
様々な銃器があり、欲張るユージもお茶目。
透はデートの時間があるため、バズーカーを持ったまま立ち去ります。
バズーカーを持って彼は何をするつもりなのだろう(笑)
⑪自衛隊の列車の爆破を阻止するタカ&ユージ~長峰との直接対決
ここではタカの活躍シーンが見られます。
タワーから列車に飛び移るタカ。
舘ひろしさん本人が列車に飛び移っていて、とにかく格好が良い。
こういうスタントをやる俳優さんって、現在じゃなかなかいませんよね。
バイクに乗りながらショットガンを発砲するシーンもなかなか痺れます。
長峰との直接対決ではとにかく拳銃を発砲しまくります。
⑫またまたぶら下がる
長峰との直接対決を終えた2人は、
受け取った現金を回収しに港署に急いで戻ります。
しかし、受け取った現金を保管していた自走できない覆面パトカーは
既にスクラップ工場へ。
スクラップ工場へ急いで行き、クレーンで吊るされた覆面パトカーを発見し、
2人は現金を回収するためトランクにぶら下がるのでした(笑)
感想
見どころポイントをまたもや12個書き上げてしまいましたが、
まだまだあります。
初っ端からユージがレパードを片輪走行して犯人を追っており、
普通の刑事ではないことがわかります。
(TVシリーズや前作の映画を観ていれば、
型破りの刑事だということが痛い程よくわかります(笑))
ディスコでユージが勝手に博美の手を取って勝手に
踊るところもなかなかスマートで格好良いです。
港署内では少年課と捜査課のメンバーを入れ替えようという話が出ており、
薫の張り切りようも観ていて面白いです。
ただ薫が捜査課に配属されたとしたら、
足手まといになりそうな気がしないでもないです。
特に凶悪犯に対しては……。
港署の捜査課が相手にする犯罪者は大体拳銃を持って事件を起こしているので、
薫には捜査課が合わないような……。
本作も見ごたえのある作品ですので、
興味を持った方は鑑賞して観てはいかがでしょうか?
以上、劇場版「またまたあぶない刑事」の感想でした♪
前作の劇場版「あぶない刑事」の感想記事はコチラ☟