にかどくログ

読書をこよなく愛する平凡なサラリーマン。

僕はなぜ話しかけらないのか。~有川真由美著『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』読了~

にかどくです。

 

今回は『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』を読了したので、こちらの感想を書いていきます。

 

なぜか話しかけたくなる人、ならない人

 

 

著者紹介

本書の著者は有川真由美(ありかわ まゆみ)さんです。

鹿児島県姶良市出身。台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了。

作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで執筆。

著書に、ベストセラーとなった『一緒にいると楽しい人、疲れる人』『感情の整理ができる女は、うまくいく』『30歳から伸びる女、30歳で止まる女』(以上、PHP研究所)や、『遠回りがいちばん遠くまで行ける』(幻冬舎)、『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム)等がある。

引用元:有川真由美著『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』(2020年/PHP研究所/著書紹介より)

 

感想

今回もいきなり感想から入っていきます。

 

僕が大学生だったころ、ある女友達の一人にこんなことを言われたことを覚えています。

「にかどく君って、なんか怖い」

 

怖い雰囲気を1ミリも出していない僕としては、ショックな一言でした。

どうしてそんなことを思われてしまったのだろうかと長年悩んでいましたが、その答えが何となく見つかったような気がしました。

その理由は、話しかけないでオーラが出ていたり、人によって態度を変えていたり、壁を作っていしまっていたからでした。

 

ちなみに話しかけないでオーラを自分から出そうという気はありませんでした。

むしろ、話しかけて欲しいと思う人間でした。

ただその思いが通じなかった原因に思い当たる節があります。

その原因とは、常に僕が何かをしていたからです。

休憩時間には何かと読書をしている人間でしたので、目線は常に下を向いてました

さらに読書をしている最中は無表情だったと思います。

無表情で本を読んでいたら、誰だって「話しかけちゃまずいな」と思ってしまいますよね。

話しかけた途端、不機嫌な顔をされるのではないか。

そんなことを自分でも思ってしまいます。

じゃあ当時の僕はどうすれば良かったのかというと、顔を上げて周りを見渡してみれば良かったのです。

周りを見渡してみることで意識が他人に向けられるので、話しかけられやすくなる可能性が上がるそうです。

要するに周りに興味を持てば、それだけでも話しかけられやすくなるということです。

 

人によって態度を変えるというのは、僕の場合、親しい人と一緒にいると騒ぐのに、そこまで親しくない人がいたり女子がいたりすると急に余所余所しくなるというところだと思います。

だから親しい人たちと喋っている中、親しくない人や女子が輪の中に入って来るとトーンダウンして最終的には無口になってしまうということが多々ありました。

これでは、自分は避けられていると思われていても仕方がなさそうです。

もちろん仲良くなれるチャンスはいくらでもあったはずなのですが、口下手な僕はだんまりを決め込むことしかできませんでした。

この解決策は至ってシンプルで、親しくない人とも親しい人と同じように接すれば良いだけなのです。

シンプルな解決策ですが、実行するのはなかなか難しそうです。

でも、明るく爽やかに挨拶をするだけでも態度が違うという印象はなくなるようです。

当時の僕はこれが全然できていませんでした。

いまはできているかというと微妙です。

だから親しくない人にほど挨拶をするというのは会話を始めるためにも重要な気がしました。

 

あとは僕は人見知りなので、とにかく親しい人と固まって行動していることが多かったです。

これも結局のところ意識が自分に向いているからだということがわかりました。

確かにその通りです。

当時の僕は親しくない人に話しかけたら、「『コイツ、気持ち悪っ!!』って思われるんじゃないか」と本気で思っていました。

こういうことを思っていたから、常に何かをしていて話しかけないでオーラを出し、自分に意識を向けていたのだと思います。

この解決策としては、「他人はそれほど自分のことを気にしていない」と思い込むことだそうです。

そう思い込むことによって、ありのままの自分をさらけ出すことができますし、リラックスして話せるようになるそうです。

 

職場の人を見ていても、壁を作らずにいろんな人と話している人は、話しかけられていることが多いです。

困ったことがあればその人のところに行って質問している場面をよく見ます。

僕も困ったことがあれば、社歴が最年長で知識をたくさん持っている無口な人よりも、よく話している人に質問してしまいます。

おまけにその人は表情豊かなので、接しやすいということもあるかもしれません。

僕もそんな人間になりたいので、その人をよく観察しながら最近は仕事をしています。

 

本書を読むと話しかけられる人とそうでない人の違いが何なのかが判明しますし、話しかけらる人になるためにはどのようなことに気を付ければ良いのかを提示しています。

口下手な人にはとても参考になることばかりが書かれているので、話しかけられる人になりたい方は手に取って読んでみてください。

 

最後に

今回は有川真由美さんの『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』の感想を書いていきましたが、いかがだったでしょうか。

話しかけられやすい人になるといろんな情報が集まるので、得しかないなと思いました。

さらに交友関係も広がるので、本当に良いこと尽くめです。

本書と出会えたのは、YouTubeオリエンタルラジオ中田敦彦さんの本書の解説動画を観たからです。

本を読む時間が無いという方は、中田敦彦さんの解説動画をご覧いただければ大事なポイントが掴めると思います。

動画は前後編で分かれており、それぞれ30分程度です。

 

気になった方は是非チェックしてみてください。

 

以上、有川真由美さんの『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』の感想でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

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