みなさん、こんばんは!
伊坂幸太郎さんの『砂漠』を読み終えたので、
感想をこれから書こうと思います。
ブログで感想を書くのは初めての試みなので、
至らない所があるかと思いますが、
優しい目で読んでいただけたら幸いです。
僕が読んだのは実業之日本社さんから出版されている文庫です。
新潮社さんから出版されている文庫もありましたが、
カバーに惹かれたので実業之日本社さんのものを手に取りました。
主な登場人物は、何事にも冷めた性格の北村、
ヤマセミのような髪型をしている鳥井、
強い正義感を持つ西嶋、大学一の美女であるクールな東堂、
控え目な性格で超能力を持つ南の4人です。
みんな国立大学の法学部に通っているということなので、
かなり勉強したんだなと感心してしまいました。
そんなことは置いておいて。
一人一人のキャラクターが際立っていて、
どの章にも全く飽きがありませんでした。
この登場人物たちの中で、僕が好きなのは西嶋です。
彼はボウリングが下手くそなんです。
大学のボウリング大会では笑われていたのですが、
ボウリングができなかった自分自身が悔しかったらしく
人知れずボウリングの練習を一人で、
しかも教本まで買って練習しているんです。
でも、練習のときはストライクは1本も出せなかったんですけどね。
ただ、そんな西嶋がある場面で活躍するのを見て、
僕はかなり嬉しかったです。
叫びそうになりました。
やっぱり努力ってしておくべきもので、
何に対しても一生懸命に取り組むというのは、
大事なんだなって思いました。
物語は「春」「夏」「秋」「冬」「春」の5編からなっていますが、
どれも大学生だからこそ味わえる青春です。
大学生だからこそできる青春を味わいたい・思い出したい方は
是非読んでみてください!
拙い感想でしたが、最後までご覧いただき
ありがとうございました。