にかどくです。
今回は『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』を読了したので、こちらの感想を書いていきます。
著者紹介
本書の著者は新井リオさんです。
Designer / Illustrator 1994年生まれ。
19歳から独学で英語とデザインを学ぶ。
2016年カナダに渡り、フリーランスデザイナーに。
Sony Music Shop / TOWER RECORDS / ヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズ、雑誌WIRED / EYESCREAM web連載イラスト提供など。
「英語日記」による勉強法をつづったブログが、約2年にわたり「英語 独学」Google検索1位(累計300万PV)を記録。
引用元:新井リオ著『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』(2020年/左右社/著者紹介より)
感想
まず著者の新井リオさんは「英語が話せる」という状態を、「いま言いたいオリジナルの英語フレーズが瞬時に出てくること」と定義しています。
この定義に納得しました。
おそらく多くの日本人は教科書の例文や英単語を頑張って暗記したり、文法を勉強したりします。
ただここに落とし穴があって、例文はあくまで例文であって、自分のことを英語で言うためには不十分なのです。
”Tom plays the piano."という例文を頑張って覚えたとしても、この例文を実際に使うでしょうか。
もし自分の名前がトムでピアノを演奏するのであれば使うでしょう。
でも、多くの人はこの例文を自分なりにアレンジして使うはずです。
僕の場合だと、”I play the guitar.”とか”I read a lot of books."という感じになると思います。
いま挙げた例文はかなり簡単なものなので、誰もが瞬時に出てくる英語フレーズだと思います。
しかし、複雑な文章だったらどうでしょう。
英語を一切使わない人にとってはかなり難しいのと思います。
僕も一切英語を使わない人なので、言いたいことを瞬時に英語に変換して話すのは不可能です。
どうしてこんなことになるのかというと、オリジナルの英語フレーズを今まで勉強していないからです。
じゃあ、オリジナルの英語フレーズを勉強するためにはどうすれば良いのかというと、著者の新井さん曰く「英語で日記を書く」ということなのです。
自分の感情や経験を書く日記を英語で書けば、オリジナルの英語フレーズを作れるのです。
要するに英語の例文を丸暗記するよりも、日記を英語で書いてオリジナルの英語フレーズを準備しておくことの方が遥かに大切だということです。
「英語で日記を書く」というと、最初から英語で書かないといけないのだろうなとついつい思ってしまいます。
しかし、そのやり方を新井さんはお薦めしていません。
最初から英語で書こうとすると、自分の知っている範囲内のボキャブラリーで英文を作ってしまうことになるので、不自然な英文ができあがってしまうそうです。
そうならないためには、まずは日本語で日記を書くことを新井さんはお薦めしています。
最初に日本語で日記を書くことで、英語での言い方がわからない日本語が浮き彫りになります。
それに知っている範囲外のボキャブラリーを学ぶことができるので、語彙力も向上するのです。
この方法ならば、英語の勉強に対して前向きになれそうな気がしました。
いつ使うかわからない英単語や英熟語を無理やり覚えようとするよりも、自分のことを英語で表現してみることの方が楽しく勉強できそうな気がしました。
本書には英語を話せるようになりたい人のために、様々な勉強法が提示されています。
僕も最近になって英語を話せるようになりたいと思い始めたので、少しずつチャレンジしたいと思います。
最後に
今回は新井リオさんの『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』を読了しましたが、いかがだったでしょうか。
本書を読んで、英語の勉強をする環境を現代は手軽に整えやすく、あとは勉強を継続する力があれば、英語を話せるようになることが可能だと思いました。
本書と出会えたのは、YouTubeでオリエンタルラジオの中田敦彦さんの本書の解説動画を観たからです。
本を読む時間が無いという方は、中田敦彦さんの解説動画をご覧いただければ大事なポイントが掴めると思います。
動画は前後編で分かれており、それぞれ30分程度です。
気になった方は是非チェックしてみてください。
以上、新井リオさんの『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』の感想でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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